2014 5/1 エミレーツ航空 EK901便 ドバイ~アンマン 777-300 ファーストクラス搭乗記
ドバイ~ヨルダンの首都アンマンまでは約4時間のフライトとなります。
エミレーツ航空としては短時間フライトのカテゴライズになるようです。
そんな短距離ファーストクラスのサービスは充実したものだったのでしょうか?
■結果
流石に個室のファーストクラスとはいきませんでしが、
それでもフルフラットシートで寛ぐひとときは4時間のフライトとしては充分贅沢な時間でした。
■空港 ラウンジ
ドバイのエミレーツ航空ラウンジと言えばA380専用のターミナル3の1フロア丸ごとラウンジ×2階が有名ですが昔ながらのターミナル1にもファーストクラス、ビジネスクラスそれぞれのラウンジがあります。
※ターミナル3のラウンジについてはこちらをご覧ください
2013 1/19 エミレーツ航空 EK306便 ドバイ~北京 A380 ファーストクラス搭乗記 - あっきーの日記
ターミナル3に比べれば小規模ですがそれでも世界中数多ある航空会社の、しかもファーストクラス専用ラウンジとしてはかなり大規模なラウンジとなっております。
ラウンジは2階構造です。階段は大理石で出来ており非常に豪華な雰囲気を醸し出してます。
まるでホテルのロビーのようです。
小規模ながらダイニングもあり、ここで食事を採ることも可能です。
勿論フルオーダー式のレストランです。
ラウンジからは駐機している飛行機が良く見えます。ドバイの他のエミレーツラウンジと比べて一番良く飛行機が見えるラウンジでした。
■機内 シート
さて、3時間程度の乗り継ぎだったためラウンジ滞在もわずか、飛行機に搭乗します。
エミレーツ航空としては最古のファーストクラスで、横6席×2列の12席設定があります。
横幅はJALのファーストクラスと同じなので長距離フライトでは窮屈かもしれませんが3~4時間程度のフライトとしては十分な広さがあります。
昨今ファーストクラスで主流の個室にベッドスタイルのシートではなく、一昔のあくまで座席を究極までに進化させたシートが逆に新鮮でした。
個室スタイルでこそないものの、隣席とはパーテーションでガチガチに固められプライベート感じ充分過ぎるほどです。
勿論フルフラットのベッドにもなります。
寝がえりを打てるほど、とは言いませんが昼寝程度には十分な広さです。
座席ごとのミニバーもあります。ミニバーはプライベートスイートの設備と言う印象が強いかと思いますが実は個室化前のファーストクラスからの伝統的なサービスだったんですね。
■フライト
搭乗後席に着くと最初のサービスとして中東の航空会社名物、デーツとアラビックコーヒーを頂きます。
ドバイの空港を離陸後すぐに世界一高いビル、ブルジュ・ハリファが見えました。
こんな遠くからでも非常に良く目立つ姿はとても印象的でいつまでも眺めていました。
シートベルトサイン消灯後、ドリンクサービスが始まりました。勿論シャンパン、ドンペリを頂きます。
アラビア砂漠の上空に乾杯!
ドバイを朝に出発しアンマンへは午前中に着く便なので機内食は朝食でした。
エミレーツ航空の朝食は最初にフルーツが出てくるスタイルでした。
フルーツの後にメインディッシュが改めてサービスされます。
オムレツ、ハッシュポテト、マッシュルームは朝食らしいメニューですが良く見るとステーキが乗ってます・・・朝からステーキは流石に重かったw
アラビア砂漠上空を航行中、広大な砂漠に無数の黒円があるのを見かけました。
これもしかして全部石油関連施設でしょうか?
日本の上空からはまず見かけないとても不思議な光景でした。
飛行機の中からも非日常を満喫しつつ、あっという間にシートベルト着用のサインが点灯しあっという間に着陸しました。
アンマン、クイーンアリア国際空港に到着しました。ターミナルビル直結のボーディングブリッジはそこまで多くなかったと思いますがこの時は運よく沖止めにされませんでした。
フライト時間にし4時間と、短い様で長いフライトを過ごすには十分な食事が用意され座席もフルフラットになるため、その気になれば朝の二度寝も非常に気持ち良くこなす事もできることから、意外にも豪華なサービスの恩恵を充分に受けることができました。
多くの航空会社がビジネスクラスとエコノミークラスに集約する中、敢えてファーストクラスにこだわるエミレーツ航空のサービスは流石で、非常に心地良いものでした。
以上!
2014 5/1 エミレーツ航空 EK381便 香港~ドバイ A380 ファーストクラス搭乗記
前回の搭乗から約1年ぶりのエミレーツ航空搭乗となりました。
A380のファーストクラスにすっかり味を占めて再度JALの特典航空券で発券、エミレーツ航空のファーストクラスはJALのそれと比べ非常に予約をとりやすい上に、発券マイル数も少なくて済むのでかなりお気に入りです。
(普通に買っても意外と安いケースが多いです。席数が多いのも関係しているのでしょうか)
1年ぶりのエミレーツ航空のフライトは満足いくものだったのでしょうか?
■結果
ハード面では安定して申し分ない快適性を享受することができました。
ソフト面としては完全に夜行便だったため「余計な干渉せず眠って頂く」コンセプトのサービスでしたのでこれと言って特筆すべきことはありあせんでした。
(強いて言えばキャビアのサービスが無かったのが残念でした)
■空港 ラウンジ
チェックインカウンターはファーストクラス専用のものがありました。
また、1日に4便以上のフライトを就航させているからか専用ラウンジもあります。
ラウンジはファーストクラスとビジネスクラスの兼用ラウンジです。
ラウンジ内部です。21時を回っている様な時間ですが出発便が2便連続であるためかかなりの賑わいです。
用意されている食事はかなり充実されており、ここで夕食を済ませる事も充分可能でした。
私も機内でゆっくり寝るため、食事はラウンジで頂くことにしました。
香港らしくフルーツとケーキがとても美味しかったです。
■搭乗
香港国際空港にはA380の乗り入れが頻繁にあるためか、スムーズな乗り降りができるよう空港設備が対応してます。
ボーディングブリッジが途中から2階に繋がる橋と1階に繋がる橋で分岐しています。
エミレーツ航空のA380は2階がファーストクラス・ビジネスクラス、1階がエコノミークラスのため搭乗口の時点で上級クラスの乗客がエコノミークラスの混雑に巻き込まれることはなくストレスフリーな搭乗ができますね。
■機内 シート
ファーストクラスは全席個室です。
天井の空間は開放されてますが実際に座ってみると周りの乗客は一切見えません。
この設備全てが一人当たりに割り当てられるパーソナルスペースとなります。
物を置く場所はかなり多く、シートもファーストクラスとして十分な広さです。
ちなみに今回も3列目の左窓側、3A席でした。
席に着くと中東航空会社名物のアラビックコーヒーとデーツのサービスがあります。
今回は寝て過ごすことが前提のフライトのためか、最初から星空モードの照明でした。
離陸後すぐに改めて飲み物のサービスを勧められます。前回同様、ドンペリニヨンのシャンパンを頂きました。
寝ようと思ったのですが小腹がすいたので軽食を頂きました。軽食のメニューもスープ、麺類、サンドイッチ等何種類か用意がありました。
私は無難そうなサーモンハンバーガーを注文、シンプルでしたが中のサーモンやパンの食感等が非常に良く、美味しく頂きました。
唯一残念だったのはキャビアが無かったことですかね。フルコース料理が出るフライトじゃないと積んで無いみたいです。
こちらは到着直前に頂いた軽食。ただのジャガイモです。
さて、1回目の軽食の後シャワーを浴びたのですがこの時は撮影を失念していたため、シャワー室の様子については過去日記をご覧いただければと思います。
http://747akkey.hatenablog.com/entry/2015/10/10/084252
香港-ドバイの飛行時間は8時間前後のため、全体を通して寝るだけのフライトであるため機内食のサービスは軽食程度でしたが、元々夕食後にチェックインしてから搭乗する様なフライトのため、エミレーツ航空も単純に豪華一辺倒という訳でもなく利用者のニーズに合ったサービスを提供する航空会社と言う側面が垣間見えたフライトでした。
以上!