あっきーの日記

主に旅客機のサービスに対し独断と偏見で感想をひたすら書いていく日記。JAL贔屓のためJALネタ多め。後はてきとー。

JAL 日本航空

2015 4/29 キャセイパシフィック航空 CX543便 羽田~香港 ビジネスクラス 搭乗記

日本から香港は、日本の航空会社であるJALANAより

香港のキャセイパシフィック航空の路線網の方が非常に充実していますね。

ANAなんかが細々と737で運航している中部国際空港線も、堂々のA330クラスの

ワイドボディ機で運航しているのがキャセイです。

子会社の香港ドラゴン航空は沖縄にも就航しています・・・負けるな日本の航空会社!笑

 

さて、そんなキャセイパシフィック航空ですが、JALと同様、

ワンワールド加盟航空会社のためJALのマイルを貯めながら空旅を楽しむことができます。

今回は羽田~香港のビジネスクラスに搭乗しました。

今や貴重となった747、ジャンボ機が就航している事でも有名な路線ですよね。

 

そんなキャセイの旅は満足いくものだったのでしょうか?

 

■結論

シート、食事ともに非常にハイレベルな内容でした。

特筆すべきは機内食の素晴らしさ!

5時間程度の機内食でしたが前菜とメインは別々でサーブされます。

短時間でも抜かりのない機内食のサービスはさながら「空飛ぶレストラン」と言っても差支えないでしょう笑

勿論!味もとても洗練されていましたよ!

 

■空港ラウンジ

羽田空港にはキャセイのラウンジがあります。

また、キャセイのラウンジの1階下にはJALサクララウンジもあります。

 

同じワンワールド加盟航空会社ですので、好きなラウンジを利用することができます。

今回利用したラウンジはサクララウンジ

やはりその国がホームとなっている航空会社のラウンジの方が他国の航空会社のラウンジより充実しているケースが総じて多いのです。

例外はエミレーツ航空ですね。エミレーツに関してはドバイのラウンジがずば抜けて凄いのですが、その他にあるエミレーツラウンジも現地資本の航空会社のラウンジと比較すればハイレベルと言うことがままあります笑

 

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そして、結局いつものサクララウンジでいつもの朝食メニューに笑 

 

■搭乗

久々に乗ります!747-400、堂々たるジャンボジェットのフォルムは脳裏に焼き付いて離れません。

飛行機と聞いて未だに真っ先にこの形をイメージする人も多いのも納得です。

日本の航空会社からジャンボ機が居なくなってから久しいですが、いよいよキャセイパシフィック航空のジャンボ機も退役が近付いているとのことです。

 

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747はいつ見ても美しい・・・

この優雅なフォルムは唯一無二ですね。

 

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さて、747は「ジャンボ」と言われるくらいですから当然、運命の分かれ道もあります笑

そうそう、ターミナルからボーディングブリッジ2本つなげるってのも747が元祖なんでしたっけ・・・(自分が生まれる遥か前の話なので正確には知りません笑

ジャンボが初めて空を飛んだのって1969年の話ですからね笑

 

 ■機内 シート

 

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飛行機に踏み入れたらアッパーデッキへの階段がお出迎え!

こんな光景もジャンボ機ならではの印象深いものですよね。

気分の高まり方が他の機種に乗った時とは比べ物にならないですわ笑

 

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折角のジャンボ機なので、勿論!アッパーデッキの座席を指定しました笑

747の2階は遥か昔はファーストクラスのラウンジにするのが主流でしたが時代を経るにつれ、ビジネスクラスの一部になるケースが主流となったそうです。

勿論、かつては世界中どこに行ってもジャンボ機が飛んでいたので2階の使われ方もその機材により千差万別でした。

 

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さて、そんな歴史ある747に搭載されている座席ですが、非常に新しいシートでした。

 

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リクライニングを最後まで倒すとフルフラットシートになります。

これでもキャセイビジネスクラスのシートとしては1つ前の座席ですからキャセイのサービスの先進性はかなりのものです。

 

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 言うまでもないと思いますが、シートの操作は全電動です。

また、一時期流行ったなんちゃってマッサージ機能が付いております。

 

■食事

 

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乗ったらすぐにウェルカムドリンクが頂けます。

シャンパンかオレンジジュースが選べました。旅の始まりなので景気づけにシャンパンを頂きました。 

 

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離陸してシートベルトサインが外れるや否や、食前酒とナッツのサービスがありました。

私は折角なので「キャセイディライト」を注文しました。

キャセイオリジナルのノンアルコールカクテルでこれがなかなか不思議な味わいで、しかも毎月味が変わるのでキャセイに乗った時はこれを飲むのも一つの楽しみとなっております。 

 

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前菜です。帆立の下の豆のムースが非常に濃厚で美味しかったです。

また、付け合わせのサラダ・そばとパンも非常にボリュームがあり、

正直これだけでも満足できるんじゃないかと思える内容でした笑

 

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いよいよメインです!

メインは洋食がビーフ・フィッシュの2種類、

中華が鴨のロースの合計3種類から選択することができました。

やはり機内食の王道である、ステーキを選択してしまいました笑

味付けも良くできており、美味しく頂けました。

 

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ここからは怒涛のデザートパートです。

メインが終わった後は、チーズとフルーツのワゴンサービスが始まります。

メインまででだいぶお腹いっぱいになったので、フルーツだけ頂きました。

 

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更に〆のハーゲンダッツまでサービスされます。

飛行時間5時間程度の中距離路線とは思えない立派なフルコースサービスにご満悦でした笑

 

■景色など

 

折角のジャンボジェット機なので、少し散策してみることにしました。

まずは階段。

 

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747-400/747-300の階段は直線階段ですが、同じジャンボ機でも747-100/747-200/747SP等の「コブが短いジャンボ 」では螺旋階段が主流でした。

また、747-400/747-300の階段は前から2つ目のドア付近にありますが、コブが短いジャンボの階段は前から1つ目のドア付近にあります。

 

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キャセイパシフィック航空の747-400には、アッパーデッキの他にメインデッキにもビジネスクラスが配置されています。

アッパーデッキは1-1配置ですがメインデッキは1-2-1の配置です。 

 

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香港と言えば旧イギリス領、その名残かエンジンもロールスロイスものを積んでるのがキャセイのジャンボ機の大きな特徴のうちの一つでしょう!

ただし、キャセイのジャンボ機はプロパー(?)以外にシンガポール航空から購入した中古機もあるらしく、その場合アメリカ製のP&Wエンジンを積んでいますが笑

 

■最後に

キャセイパシフィック航空のサービスレベルは日本の航空会社に引けを取らない程ハイレベルです。

特に食事のサービスが非常に丁寧で、機内食を楽しみにされる方には是非お勧めしたい航空会社のうちの一つです。

また日系航空会社などと比較すると非常に多く、運賃もかなりリーズナブルなので総合満足度も非常に高いフライトでした。

 

以上!