2015 4/30 キャセイパシフィック航空 CX255便 香港~ロンドン ビジネスクラス 搭乗記
かつてのイギリス領とイギリスの首都ロンドンは未だに人の往来が盛んであり、
キャセイパシフィック航空だけでも一日に5便近くフライトがあるドル箱路線です。
直線距離的には東京-ロンドンと同じ位で、フライトも12時間前後かかります。
CX255便は香港時間の深夜1時に香港を出発し、ロンドン時間の7時頃にロンドンに到着するまでひたすら太陽から逃げ続けるナイトフライトです。
そんな長い夜のフライトは満足いくものだったのでしょうか?
■結論
居住性の高いフルフラットシートでとても質の高い睡眠をとりながら移動できたため、降りたときは体力があり余る位でしたw
食事などのサービスも相変わらずクオリティが高く、とても満足いくものでした。
■空港ラウンジ
今回登場する便は深夜便のため、
搭乗後すぐに機内食は出るもののそれまでの時間に夕食を頂くことにしました。
香港国際空港のキャセイパシフィック航空のラウンジは何箇所かありますが、
今回は出国審査から一番近い場所の『The Wing』と言うラウンジで食事を頂きます。
キャセイラウンジと言えばヌードルバーが余りにも有名ですね。
ヨーロッパ到着後まず見ることが無くなるだろうアジア料理の食べ収めすることにしました。
ハーゲンダッツが食べられる事も有名ですよね。
ちなみに、香港国際空港のキャセイラウンジはラウンジごとに供される飲み物・料理が
微妙に違うんですよね。興味がある方は是非ラウンジ巡りしてみてください!
きっとお気に入りのラウンジが見つかると思いますよw
■搭乗
キャセイパシフィック航空のフラッグシップはJAL等と同様、777-300ERです。
欧州線は747-400が大半を占めていた時代もあったのですがいつの間にか777-300ERに置き換わっていたようです。
いよいよ搭乗です。
長距離便だからなのか解りませんが、今回はファーストクラス・ビジネスクラス・その他と言う順番で搭乗が行われました。
流石元イギリス領だけあって階級社会の名残を感じますw
お約束の運命の分かれ道。
ビジネスクラスとファーストクラスは左から搭乗します。
■機内 シート
今回はビジネスクラス最前列の窓側に座りました。
全ての席が通路側のソロシートで、誰に気兼ねをすることもなく出入りできます。
小物入れも充実しているため、非常に使い勝手が良いです。
離陸前にアメニティが配られました。中身は歯ブラシ・化粧水・アイマスク・耳栓・靴下等でした。
座席はとても幅が広く、隣の席もないため非常にパーソナルスペースが大きいです。
後ろの人の足元の上がサイドテーブルになっているため無駄なくスペースの有効活用ができています。
フルフラットにすると本当にベッドですね。
ここまで快適だと座席だけで比較した時ファーストクラスの存在意義がマジで解りませんね。
尤もファーストクラスの存在意義は座席以外の付帯サービスに依るところが大きいので座席だけで比較するのもナンセスな話ではありますがw
■食事
12時間のフライトでは、2~3食は機内食を食べることになります。
まずは最初の機内食です。
これが出されたのが深夜1:30、前日に出発した日本時間では2:30なので
食欲の有無どころか意識の有無すらあやしい中、頑張って写真を撮った記憶がありますw
味も正直良く覚えておりません。
そんな寝むさ限界の中、メインを3つのうちの1つから選べと言われ良くわからずにピザを注文しました。深夜に食べるには重すぎるwww
確かこのピザを食べてる途中で完全に寝オチし、無意識のうちにフルフラットにして爆睡していましたw
起きていればこの後にチーズとフルーツのサービスがあったらしいですが・・・こんな深夜に食べてた人居るのか・・・?
2度目の食事です。扱い的にはスナックで、好きな時いつでも食べれる軽食です。
私は最初に起きて二度寝に走る前に食べましたw
恐らくインスタントとは言え香港で積まれたワンタン麺だったので、非常に美味しく頂けました。
着陸前の食事です。扱い的には朝食となります。
こちらは選択肢が洋食2種類か中華粥の3択出したが、迷わず中華粥を選択!
非常に美味しい朝食を頂くことができました!
キャセイパシフィック航空は朝食であってもこだわりの料理に舌鼓を打つことができ、非常に優雅な着陸前のひと時を過ごすことができました。
■景色など
冒頭で『ひたすら太陽から逃げるフライト』と書きましたが、
真西に向かうフライトでは無く、北西に向かうフライトのため比較的早く夜明けはやってきます。そして長い朝焼けの中ロンドンまで飛び続けました。
最初に目が覚めたのはロシア上空でした。
丁度夜明けに目が覚めた様です。
シェドーを下げていたにも関わらず夜明けに気づくとか野生かよw
着陸時はロンドンの街並みがとても良く見えました。
イギリスはいつも曇っているイメージが強かったので、クリアな視界に朝焼けのテムズ川が映った時は妙に感動しました。
■最後に
シートよし、食事良しなので12時間のロングフライトもとても快適に過ごすことができました。
乗る前より降りた後の方が元気が出ていた位ですw
また、これだけ質の高いサービスですが香港経由と言う時間のロスにさえ目を瞑れば
日本-ヨーロッパの直行便での往復に対し50~60%程度の価格で航空券が買えてしまうのでコスパ的にも非常に満足いくフライトでした。