2013 3/4 日本航空 JL711便 成田~シンガポール 777-300ER ビジネスクラス 搭乗記
完全に出落ちですねwww
勘の良い方はタイトルを見ただけ日記の内容がほぼ解ってしまうのではないでしょうか?笑
JALの東京-シンガポール線からファーストクラスが消滅してから久しいですが、
機材繰り等の関係でごく稀にファーストクラスのシートがある機材が充てられる場合があります。
そのような場合、ファーストクラスの座席はビジネスクラスとして運用されます。
今回のフライトは勿論、ビジネスクラスながらファーストクラスのシートを味わうために乗ったものでした。
今は亡き、2世代前のファーストクラスの座席で味わうビジネクラスは満足行くものだったのでしょうか?
■結論
ビジネスクラスとしてファーストクラスのシートに座れているのですから、初めから満足行くフライトはある意味約束されているようなものですねw
乗り得感に満ちた最高のフライトでした。その他のサービスは安定のJALクオリティと言ったところでしょうか。
しかし流石に一昔前のファーストクラスなので、今の基準で思い返せば最新のビジネスクラスとシートスペック的には大差ないと言うのが今の感想です。
あくまでこの日記を書いてる今の価値観であって、当時としては凄く満足でした。
裏を返せば一昔前はファーストクラスでしか味わえなかった快適性を今ではビジネスクラスでも味わえると言うことなんですよね。それだけ競争が激しい業界なんでしょう・・・
■予約
当時の私はまだ大学生だったためとてもビジネスクラス運賃を即金で払えるはずもなく、また東京-ソウル間の片道から購入できるLCCもなかったためソウル発券も非常にハードルが高いと言う背景がありました。
しかし、この年度まで『アップグレードクーポン』と言うものが存在していたため、それを利用し比較的安価にビジネスクラスに乗ることができました。
今回はファーストクラス席のビジネスクラス開放の便を発見した時点で、アップグレードクーポンを使って行きはエコノミーからのビジネスクラスへのアップグレード、帰りはクアラルンプールからのエコノミークラスを予約しました。
具体的には777-300ERが予約画面に出てきたため、この時点で衝動買いしたと言う流れですw
■空港ラウンジ
特に真新しいものが無くなって久しいのであまり写真がありませんでしたが、サテライト側のラウンジに行ってたらしく、寿司の写真がありました。
この寿司はサテライトのラウンジの名隠れた物ですw
しかしそれ以外の品ぞろえについては圧倒的に本館のサクララウンジの方が充実していますw
しっかり食事をしたい時はまず本館のサクララウンジのダイニングに行くでしょう。
マッサージチェアーは非常に穴場なので、本館のマッサージチェアーが満席で困っ際は足を伸ばせば確実に座れるでしょうw
尤も搭乗口がサテライトになければとてもここまで来る気にはなれないでしょうが・・・
■搭乗
さて、ラウンジ紹介の頁で散々書いたので敢えて言う必要もないと思いますが、
JL711便はサテライト搭乗口からの搭乗でしたw
良く見るとワンワールド塗装ですね。
運命の分かれ道!
ファーストクラスがある場合、左はファーストクラス、右はその他になるのですが今回はファーストクラスの区画もビジネスクラスのため左側から搭乗しました。
■機内 シート
ファーストクラスのシートは『スカイスリーパーソロ』と言う当時において最古のプロダクションでした。
今から数えると2世代前のシートとはいえそこはファーストクラス!
一人あたりの専有面積はとてつもなく広いです!
『ソロ』の名がつく通り、全席一人掛けで通路側です。
アイボリーの本革が非常に高級感あふれ、ファーストクラスの乗客である優越感を感じさせてくれます(座席以外はビジネスクラスだけど
今でこそビジネスクラスでもソロシートかつ全席通路側は珍しくなくなりつつありますが、このシートが欧米線のフラッグシップに投入されていた頃は全席通路側ファーストクラスだけの特権でした。
テーブル、シートテレビを展開してみました。
流石に今からすればテレビは小さいですね・・・
リラックスポジション
ベッドモードです。
殆どフルフラットですが、頭の部分がわずかに上向いています。
これだけのスペースをファーストクラスに割きながら敢えてフルフラットにしなかったのは、
飛行機は水平飛行中でもわずかに機種が上を向くことを考慮してでしょうか・・・
このシートが出た当時はフルフラットシートは未知のサービスであり、次世代のサービスの模索段階の過渡期だったことが想像できますね。
マットレスの様なものがありますが、このシートにぴったりフィットする特注品です。
フルフラットにすると後ろに座席のカバーがわずかに倒れています。
こうしてみると物凄く不思議な座席ですね。こんな不思議なシートを導入したのは後にも先にもJALだけでしょうw
■食事
座席とは打って変わり、機内食は悲しいまでにビジネスクラスのサービスでしたw
いつものシャンパンに
いつものおつまみ
メイン料理はいつもの通りコンテンポラリーフレンチの牛フィレステーキを頂きました。
そうそう、今でこそシンガポール線の昼間便のビジネスクラスはコース形式でサービスされますが、当時は短距離線と同様のワンプレートサービスでした。
しかし肉の焼き加減は相変わらず丁度良く、うまい!
デザートも美味しく、大変満足でした。
食後しばらくしてから、夜食として色々食べました。
チーズ
甘いものが無いか聞くと、先程のデザートの余りを勧められたので、食べた。
着陸前にサンドイッチが一斉にサービスされました。
海外に降り立つ直前と言うことで、日本食に別れを笑
7時間のフライトだったため、結構な間食をしてしましましたw
■最後に
ファーストクラスのビジネスクラス開放運用は突如としてやってきます。
狙って乗るのは非常に難しいですが、いつか機会があればまた乗ってみたいなぁ・・・
その前にマイルを使って本当のファーストクラスに乗ることになりそうですが笑