あっきーの日記

主に旅客機のサービスに対し独断と偏見で感想をひたすら書いていく日記。JAL贔屓のためJALネタ多め。後はてきとー。

JAL 日本航空

2013 1/9 エミレーツ航空 EK851便 ドバイ~ドーハ A340-500 ファーストクラス搭乗記

前回の記事の特典旅行の続きです。

747akkey.hatenablog.com

 北京~ドバイまでの必要マイルとドーハ等の近距離路線を乗り継いだ際の発券必要枚数が同じだったため、折角なのでドーハまで行ってきました。

 

ドバイ~ドーハは1時間と羽田-伊丹並の短いフライト。

エミレーツ航空の短距離フライトは満足できるものだったのでしょうか?

 

■結論

短距離でもサービスには抜かりありません!

流石にアラカルトの機内食などはありませんでしたが、

それでもJALの羽田-伊丹線のファーストクラスに比べても遜色ないものでした!

 

■予約

ドバイ-ドーハ線は短距離のため、便の大半が777-200やA330等の比較的古い機材が使われます。

そんな中今回、たまたまA340-500と言う長距離仕様の機材が使われているフライトを発見!!

前の便から少し時間は空いてしまいますが、1時間でもプライベートスイートに乗れると解ったので迷わずこの便を予約しました。

■空港 ラウンジ

 

今回はドバイ国際空港のターミナル2での乗り継ぎだったため、搭乗までそちらのファーストクラスラウンジを利用しました。

 

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エントランスです。ドバイを拠点とする航空会社なので当たり前と言えば当たり前ですがファーストクラスとビジネスクラスは明確な棲み分けがされています。

 

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中に入ってびっくり!!なんとラウンジ内に噴水があるじゃないですか!!

先のA380の機内と言い、水が貴重な砂漠文化において水を使ったオブジェは勢の象徴なのでしょうか、それよりも驚くべきはラウンジの広さです!

この写真を見るだけで果てしなく空間が広がっているように見えますがこれはラウンジ全体のほんの一部です。

 

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先程のリラックススペースとは別に、ダイニングは別にあります!この他にも仮眠室・マッサージ室・美容室等もありますが全てを紹介するときりがないので今回は特に印象深かったダイニングを紹介します。

 

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バイキングには様々なオードブルにチーズ、フルーツ、寿司まであります(笑)

 

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また、ファーストクラスのダイニングではレストランと同様、メニューから好きなものをオーダーすることも可能です!勿論ラウンジ内での飲食は全て無料!

ボーイに頼まなければサービスされないメニューもあるので、折角食事をしていくなら席についてサービスしてもらった方が良さそうですね。

 

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アイスクリームも頼まなければ出てこない典型メニューです(笑)

 

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ダイニング以外で寛いでいる時にもボーイが頻繁に声をかけてきてくれます。

こちらはスナックを頼んだ際に頂いたもの。フライドポテトはメニューにもバイキングにも無い裏メニューでした(笑)

こちらのラウンジには裏メニューが無数にある気がします。

 

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こちらは頼んでもないのに出された寿司・・・ボーイに日本から来たと言うとどうしても食べて欲しいからと、私が断ったにも関わらず自信満々に持ってきたもの。

仕方ないので食べましたが味の方は・・・でした(笑)

海外で食べる寿司が美味しいわけがないので、意図的に避けていましたが案の定・・・と言った感じでした・・・

 

■搭乗

 

さて、いよいよ搭乗です。

搭乗はファーストクラス/ビジネスクラス、エコノミークラスの順で行われます。

今回、ファーストクラスの利用だったので真っ先に飛行機に搭乗することが許されました。

 

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搭乗機はA340-500。超長距離飛行様に開発された機材で、4つの巨大なエンジンが目を引きます。

 

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ボーディングブリッジから1枚。この構図だとA330やA300とシルエットが全く同じに見えますねw

 

■機内 シート

 

A340-500のファーストクラスは、初代プライベートスイート仕様です!

前のフライトの1世代前のファーストクラスと言うことになります。

胴体幅はA380の2階と近いため、1-2-1の4アブレスト×3列の計12席あります。

ファーストクラスとしては至ってシンプルな座席配置です。

 

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A380のニュープライベートスイートと比べ、ぱっと見すぐ解る違いは壁の色。

A380はライトブラウンの木目模様が使用されていたのに対し、A340はダークブラウンの木目模様が使用されています。

 

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後ろからの眺めです。こうしてみるとA380の2階より横幅が無いことがわかります。

 

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座席に着いた際の眺めです。座った感じ、A380に比べ横幅がかなり狭いことが気になりました。

尤も悪魔でA380のファーストクラスと比べそうであると言うだけであり、決してファーストクラスとして不快なほど狭いと言う程ではありませんでした。

 

また、ミニバーや扉の開閉等の機能面の差は殆ど見られませんでしたが、室内の照明やドライフラワーの位置など細かい仕様は結構異なっております。

 

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勿論シートは、フルフラットになります!

ただ、何故かひじ掛けの上げ下げは電動では無く、手動レバーでした。

シートをフラットにしたら横幅はめいっぱい使いたいと思うのが普通でしょうから、ひじ掛けも連動して下がる方が良いと思うのですが・・・

A380ではこの点、電動でひじ掛けも含めまっ平らになるように改善されていたので多分このシートについては初代故の設計ミスだったのでしょう。

 

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離陸前はデーツとアラビックコーヒーのサービスがありました。

 

■景色

 

ドバイ上空は一面の砂漠が広がっていました。

搭乗中は、日本では絶対に見ることができない地平線まで広がる砂漠に圧倒されっぱなしでした。

 

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地平線まで、と言いつつ砂埃が上空まで舞っているのか、地平線はかなりぼけて見えます。

 

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ザ・パーム・ジュメイラが見えました。いつかドバイもちゃんと見て回りたいです。

 

■食事

 

1時間のフライトと言えど、機内食のサービスはしっかりとありました。

 

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ちゃんと食前酒からサービスが開始されます。短距離でも抜かりなく、ドンペリを積んでいたので注いでもらいました!

 

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シャンパンを飲み終えないうちにすぐ食事が配膳されました。

流石に1時間のフライトでは限られた時間を最大限有効に使うべく1プレートサービスでした(笑)

しかしながらパンはバスケットから好きなものを取って貰うことができ、サラダもケーキもあったため食べごたえはなかなかのものでした。

メインのアラビア料理が少し辛めでなかなか美味しかったです。

 

■最後に

 

ドーハではまさかの沖止め、バスでターミナルまで向かました。

2013年時点では殆どの旅客機がターミナル直結になっておらず、バスでの搭乗となりました。

ここで初めて砂漠の厳しい日差しに晒されることになりました笑

 

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実はこの後ロスバゲされていたのですがそのことは触れないでおきます(笑)

皆さん本当に必要なものは機内持ち込みされているかと思いますしね!

日本の航空会社に比べれば荷物の扱いも含め、雑な点が多いのはある程度見越しておく必要があるという点についてはエミレーツ航空も例外では無かった様です・・・(苦笑)

 

以上!