2013 1/18 エミレーツ航空 EK850便 ドーハ~ドバイ A330-300 ファーストクラス搭乗記
ニュースや雑誌に取り上げられるような豪華な内装の飛行機を飛ばす航空会社でも近距離路線には地味な機材を投入するケースは多いです。
エミレーツ航空も例外では無く、アラビア半島域内線ではA380や個室のファーストクラスが着いているような機材より、A330や777-200の様な地味な機材が使われます。
今回乗ったのもA330と言うエミレーツ航空の中で最も地味で古いプロダクトの機材・・・
果たしてどのようなフライトだったのでしょうか?
■結論
1時間のフライトとしては、充分なサービスクオリティでした。
サービスレベルはJALの国内線のファーストクラスに近い印象です。
食事だけは日系に完敗ですが、これは仕方ありません。
■空港
ドーハにはエミレーツ航空のラウンジが無いため、共用ラウンジの利用となります。
本家エミレーツラウンジと比べるとだいぶしょぼいですが、1時間のフライトなので特に問題はありません。
■搭乗
ドーハ国際空港には何故かボーディングブリッジがありません。
どの便に乗るにもバスで沖止め機に移動が必要ですが、ファーストクラスの乗客には専用バスが宛がわれました。
座席が人数分以上はあり、クッションも入った座席に座って移動できます(他のクラスのバスはプラスティックのベンチが数人分あるだけのようです)
■機内
ファーストクラスの光景です。
2-2-2の横6列配置です。A330のビジネスクラスの標準的な座席配置も横6列なので、ファーストクラスとしては少し横幅が狭いと思いました。
まあ1時間のフライトでは気になりませんでしたが。
すぐ後ろのビジネスクラスは2-3-2の横7列配置。
エコノミークラスは2-4-2の横8列配置なのでクラスが1つ上がるごとに1列ずつ減っていく解り易い格差構造でした(笑)
ビジネスクラスもA330標準の横6列より1列多いので狭そうです・・・長距離線には投入されていないでしょうから問題はないと思いますが。
値段は知りませんが、レベル的にはJALのクラスJ位みないなもんかな(笑)
さてこのファーストクラスの座席、エミレーツ航空で唯一フルフラットにならないシートです。座り心地自体は結構良いので、昼の3時間程度のフライトであれば問題ないでしょう。
■食事
1時間の短距離フライトでもちゃんとドリンクからサービスが開始されます。
勿論、ファーストクラスの乗客にはドンペリの用意もあります。
機内食は時間も短いためワンプレートかつ食べやすい、かた焼きそば見たいなものでした。味は正直微妙でしたが、一応サラダとデザートもあり定食としては十分な品ぞろえです。
この日のファーストクラスはほぼ満席でしたが、機内食を食べていたのは自分だけでした(笑)
短時間のフライトであわただしく食事をするくらいなら少しでも椅子を倒して寛ぎたい人の方が多いみたいです(笑)
紅茶orコーヒーを頼むとゴディバのチョコレートが添えられます。このサービスは本当に嬉しいですね。
■最後に
1時間のフライトは食事をするとあっという間ですね。
シートを横にする時間すらありません(笑)
JALの国内線ファーストクラスのアラビア版と言った感じでした。
これが3時間近いフライトとなると実はまたサービス内容が変わるのですが、それはまた次の機会に紹介出来ればと思います。
以上!