2014 8/20 マレーシア航空 MH850便 デンパサール～クアラルンプール ビジネスクラス 搭乗記

JALのマイラーとしては、

JAL便が飛んでない区間はワンワールドアライアンスの航空会社を選んで使ってしまいます。

何故ならマイルもFOPもワンワールドアライアンスいの航空会社ならほぼ例外なく積算できるからです。

そんなマレーシア航空のフライトは満足できたのでしょうか。

■結果

流石５つ星エアラインだけあってサービスは抜群でした。

こんな素晴らしい航空会社だからこそ、MH370便失踪、MH17便撃墜事件と立て続けに起きた事故が本当に残念でなりません。

卑劣な犯罪行為なんかに負けずこれからも頑張ってほしいものです･･･！

少なくとも私はこれからも積極的に使いますよ！マレーシア航空さん、頑張って下さい！

■予約

冒頭でも触れたと通りマレーシア航空と言えば、丁度この旅行前、あまりに有名過ぎる不条理な事故が続いていました。 

マレーシア航空機はなぜ消えた

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2014年 7/29号 [ウクライナ戦乱 撃墜の波紋]

 370便については真相がわかってない限り何も言えませんが、

少なくとも17便撃墜事件についてはマレーシア航空に非は無く、卑劣な犯罪に巻き込まれた一被害者に過ぎないのです。

さて、今回搭乗する便はウクライナ上空での撃墜事件の数日前に予約したものでした。

マレーシア航空の安全体制に問題が無かったにも関わらず事件の被害者となってしまっただけ、とその後すぐに解ったので特に問題ないと判断し迷わず旅行は決行しました。(キャンセルしようと思えば全てのチケットを無償でキャンセル可能とする特別措置が取られてはいましたが･･･)

■空港

バリ島デンパサールのングライ国際空港は現在改装真っ只中です。

2014年8月時点では国内線は昔のボロターミナル、国際線は建設中の綺麗な新ターミナルを使っていました。

チェックインカウンターエリアの屋根がやたらと高いのは新空港の象徴ですねｗ

さて、今回はビジネスクラスの利用だったため、搭乗までの時間ラウンジを探します･･･がしかし！

建設中の空港のためラウンジが未完成でした･･･

本来はここにラウンジができる予定なんでしょうが思いっきり塗装工事中ですね･･･

じゃあ数多いるビジネスクラスの乗客(ファーストクラスがある便も乗り入れてた気が･･･)はどこで搭乗を待つんだと思いきや

ありましたよ！ラウンジ！

どう見てもコンコースの一角をハリボテで囲っただけの仮設ラウンジです･･･(しかも共用)

ラウンジ内はこんな感じです、全然落ち着きませんｗｗｗ

無理矢理頑張りました感あり過ぎて哀愁漂います･･･

トイレ行くたびにハリボテラウンジの外の普通の一般用トイレに行かないといけなかったのは余りに切なくて涙が出そうになりました。実際は呆れて笑ってましたけどｗ

そんな仮設ラウンジではありますが食事は･･･

御覧の通り暖かいもの多めで少し頑張ってますｗ

まあ補充が不十分過ぎてしょっちゅう品切れ起こしてましたけどｗ

■搭乗

クアラルンプールまではマレーシア航空の主力機、ボーイング777-200ERです。

余談ではありますが冒頭で述べた例の事故・事件に巻き込まれたのと同じ型です。だからどうという訳でもありませんが。

この飛行機はビジネスクラスとエコノミークラスのシンプルな2クラス構成なので、優先搭乗もビジネスクラス＆ワンワールドの上級会員とそれ以外のエコノミークラスの乗客と言う順番で行われておりました。

運命の分かれ道もしっかりとありました(笑)

■機内　シート

機内に入ると「ハッ！」と強いデジャブが･･･！

座席に着きシートを操作すると更に強烈なデジャブが！！！

そう、いつも乗ってるあのシートと極端に似ているのです。

747akkey.hatenablog.com

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そう、JALのビジネスクラスのシートにそっくりさんなんですよ。

JALはこのタイプのシートを世界で最初に導入した航空会社ですので、

マレーシア航空が追従したのでしょう。旅客機のシートを作っているメーカーは世界広しと言えど限られてくるので、別の航空会社に似通ったシートが納入されていてもおかしくありません。

参考までにJALのライフラットシート↓

ちなみにこっちがJALのシェルフラットシートです。

どちらもクッションパーツが同じライフラットシートですが、マレーシア航空のシートの方がより水平に近かった気がします。

デンパサールからクアラルンプールまでの3時間程度を寛いでいくには十分過ぎるシートですねｗ

■食事

1時間以上の国際線ですから、機内食が供されます。

とはいえ流石にそう長くないフライトですから、ワンプレート方式でのサービスでしたが、メインは牛肉・チキン・魚料理の3つから選択できました。

マレーシアの国教はイスラム教なので機内食は選択可能なメインも含め全てはラルです。従って豚肉料理は一切出てきません。

その反面、マレーシアには華人が多いからか他航空会社とのサービス競争に打ち勝つためからか、アルコール類はしっかりサービスされます。

ビジネスクラスだとシャンパンもサービスされますよｗ

他の乗客のほとんどはムスリムだったため他に酒飲んでる人はいませんでしたが、自分はちゃっかりシャンパンを頂きましたｗ

メインは牛ステーキを選択。

あまり期待してませんでしたが、かなりジューシーで美味しく頂けました。

デザートのケーキ。東南アジアと言うか熱い場所のスイーツは本当に甘い。

これもご多分に漏れず激甘ケーキでしたｗ

■景色

ずっと赤道付近を飛行するフライトのため、

飛行中はほぼずっと雲を眺めるフライトとなりました。

そんな中ジャワ島上空を飛行中に唯一見れた陸地がこれ。

これはブロモ山でしょうか？

最近リニューアルされたからでしょうか、照明の色が緑で新鮮でした。

シートをフラットにしてふと上を見上げると照明がカラフルなLEDになってるのに気付きました。

また、JASのレインボーセブン位でしか見たことが無かったツマミ式の空調がありました。777でこのタイプの空調があるのはJASとマレーシア航空しか当たったことがありませんのでどこか新鮮さと懐かしさがありましたｗ

■最後に

マレーシア航空、本当に頑張って頂きたいものですね。

私は応援してますよ。機会があればまた乗りに行きます！

以上！