2014 8/22 JL712便 シンガポール~東京(成田) JAL SKY SUITE 767 ビジネスクラス 搭乗記
JAL SKY SUITEシリーズには2015年5月現在、
B777-300ER、B787-8、B767-300ER(ウイングレット装備)
の3つの機材があります。
このうち、B767-300ERのビジネスクラスのみ全然仕様が異なり、名称も「SKY SUITEⅡ」となっております。
おりしもこの旅行の帰りに乗ったのでSKY SUITE乗り比べの旅行となりました。
ジャカルタからシンガポールはどうやって移動したかって言うと実はマレーシア航空なんぞを使ってたりするんですがそれはまた後日気が向いたらアップしますw
まあリクエストがあれば記事書くので興味ある人はtwitterか何かで言って下さい。
さて、SKY SUITEの第二弾には満足できたのでしょうか。
■結論
やはりフルフラットシートは快適ですね!
寝て起きたとき全く疲れが残ってないのはフルフラットだからこそなせる業です。
ただ初代SKY SUITEと違い横幅に関してはお世辞にも広いと言えません。
隣が居ないので座ってる時は気にならないのですが、フルフラットにした時寝返りを打つのがとても大変ですからねw
詳しくは画像付きで後述します!
■空港ラウンジ
シンガポール、チャンギ国際空港にはJAL専用のラウンジはありません。
JALのビジネスクラス利用者、およびJGC会員、JMBサファイアまでの上級会員は
SATSプレミアラウンジに通されます。
勿論ワンワールドアライアンス仲間のキャセイやカンタスのラウンジも使えますが、今回はお粥が食べたかったのでSATSプレミアラウンジに行きました。
左のカップによそった中華粥、とても美味しいんです。。。
シンガポール、香港で食べる中華粥は最高ですね・・・
■搭乗
機材は冒頭にも書いた通りB767-300ERです。
大きなウイングレットがチャームポイントの中型機です。
■機内 シート
これがビジネスクラスの光景です。
見方によっては1-2-1配列とも2-4-2配列とも取れる配置でフルフラットシートが所せしと並ぶ、所謂「スタッガード」配置のビジネスクラスです。
勿論、全席「通路側」です。誰にも気兼ね無く通路に出れます。
前の座席の左右どちらか半分が思いっきりえぐられています。理由は後ほど。
窓側は御覧の様な全席隣席がないソロシートとなっております。
リクライニングは電動で背もたれも足置きも好きな位置に調整できます。
リクライニングを全部倒すと御覧のようにフルフラットベッドのできあがり。
前の座席のひじ掛けの下、先程で言うとえぐられた空洞の中に足元がすっぽり入るようにできています。
B777-300ERは元々のビジネスクラスの2-3-2の配列を踏襲しながらフルフラットにしていましたが、
B767-300ERのビジネスクラスは元々2-2-2の6列配置・・・
前後の座席をずらさず配置すると2-4-2の8列配置なのでこのビジネスクラスに関しては
横幅を犠牲にするというトレードオフが思いっきり発生していますw
残念ながら寝がえり打つのはとても苦しいです・・・。
ふくよかな方はそもそもベッドにした時、幅が収まるのか?と言うレベルです・・・。
ちなみに参考ですが・・・
JALの従来の767に設置されたビジネスクラス・・・(´・ω・`)
しかしSKY SUITE Ⅱはシートピッチを思い切り引き延ばしたため、
従来の30席に対し、ビジネスクラスの床面積を増やしにも関わらず24席にまで減ってます。
一人あたりの占有面積を考えると、とてつもないサービスレベルの底上げが行われていることになります。
尤も、これは相対的な話であって従来の767のビジネスクラスの評判は横幅も大して広くないのにフラットにもならないと、それは酷いものでありましたが・・・
さて、そんな足元が広い新しいビジネスクラスならではの課題です。
折角のタッチパネルなのに全然手が届きませんwww
■食事
JALの東南アジア線と言えば、ビジネスクラスでもワントレーサービスで終わっていましたが、いつの間にかコース形式になると言う嬉しい変化がありました。
まずはおつまみと食前酒です。
相変わらずシャンパンを呑んでしまいます。
前菜、今回も洋食にしました。
和食とは前菜の時点でメニューの分岐があります。
このサラダに入ってる鴨とフォアグラが物凄く美味しかった・・・
流石美食の国シンガポールで詰み込まれた機内食・・・うまいっ!!
洋食のメインは牛肉のステーキか白身魚のソテーでした。
CAさんはこれでもかと言うくらい魚を推してきましたがどうしても肉が食べたかったので
ガン無視してお肉をオーダーしましたw
海外発のステーキは外れを引くことが多いのですがそこは美食国家同士を結ぶ路線の機内食!
ジューシーで食べ応えがありとても美味しく頂きました!
和牛と違って舌の上でとろける脂身こそありませんが、しっかり焼いたボリューミーな赤みステーキも美味しいですね・・・!
最後はばっちりデザートで〆です。
高度1万メートルのレストランで頂く素晴らしいランチタイムでした!
何時間後かにおやつも頂きましたよw
■その他
JL712便はシンガポールを朝に出発し、成田空港に夕方に着くデイタイムフライト。また日本とシンガポールの時差は1時間。
つまりずっと起きている方が自然なフライトなんですよね。
そんな機内での過ごし方は本当にフリーダムです。
寝る人は寝るし起きる人はずっと起きている。
時差が大きく殆どの人が寝て過ごす欧米線と違ってブラインドを開けていても怒られません。
やっぱりそそり立つウイングレットがカッコいいですね!
その後、シャンパンの酔いがすぐ回りブラインドも閉めず食後すぐ牛のように昼寝をしていたのはナイショダ・・・
昼寝していたのもありますが、
やはり快適な機内こそ時間がたつのは早い・・・
シンガポールから成田までの7時間なんてあっという間でしたw
寧ろ成田空港から東京駅までの成田エクスプレスに乗ってる時間の方が長く感じたくらいですw
以上!